【PMS】働く女性とPMS。ダメな自分を甘やかす日も必要。
【PMS】・・・月経前症候群(Premenstrual Syndrome)
女性ホルモンの変化によってカラダやココロに起こるさまざまな症状のこと。
月経がはじまると治まるのが特徴。
大学生の頃から“PMS”を自覚し始めて、もうすぐ10年。
ここ半年くらいは自炊をして、ゆっくりお風呂に入る時間もとれるようになったのでだいぶ改善されていたように思う。
今日6月の生理がきた。今回のPMSは結構しんどかった。
コロナ自粛が明けて、仕事が本格的にスタートしたこともあり、ストレスも溜まっていたんだろうなあ。私とPMSについて振り返りながら書いていきたいと思う。
PMSの代表的症状
PMSによってあらわれる“体”の症状
①肌が荒れてニキビができやすくなる(特に口周り)
ホルモンバランスの変化によって皮脂の分泌が活発になり、肌が脂っぽくなる。
だからといって保湿を甘くすると乾燥する...。アゴや口周りにぽつぽつとニキビがひたすら増える。
②胸が張って痛い
こちらもホルモンバランスの変化によって起きる症状。特に走ったりすると胸が痛む。締め付けないブラを選んだり、カフェインを控えることで痛みが和らぐのだとか。
③甘いものが食べたくなる
これはあるあるですよね。甘いものを食べると心も満たされて落ち着くので、ついつい食べ過ぎてしまう。だけど血糖値の変化によってかえって生理痛が重くなってしまうことも。砂糖をたっぷり使ったスイーツよりもフルーツを選ぶとOK。だけど私はやっぱりあまーいチョコレートが食べたくなる。
④むくんで体重が増加する。特にふくらはぎがパンパンに腫れる。
生理前は体が水分を溜め込んでいるなというのを強く感る。お腹にも水分が溜まっているような気がするし、第2の心臓といわれる「ふくらはぎ」がとにかくだるくなる。そんな時はお風呂上がりに入念にマッサージ。
⑤便秘気味になる
私の場合、便秘気味になるといよいよ生理が来るなと構え始める。
何日も出ないというわけではないのですが、苦しいときは「ヨーグルト+おからパウダー+はちみつ」をたっぷり食べてスッキリ。
これらの症状が一気にくるだけでもかなりのストレスなのに、いちばんしんどいのは“心”の症状。
PMSによってあらわれる“心”の症状
①些細なことでも涙が出るほど悲しくなる。傷つきやすい。
他人の言葉や反応に極端に傷ついたり、涙が止まらなくなる。
1人になった瞬間に抑えていた気持ちが溢れて、悲しい気持ちをしばらく引きずってしまう。自分のことを嫌いになり、このままどこか消えてしまいたいと抑うつ気分になる。
②些細なことでも許せなくなってイライラしてしまう
普段なら聞き流せることも、癪に障って言い返したくなる。カッとなった衝動を抑えるのがいつもより難しくなる。
とにかくいつもなら気にならないことも、過敏になってもやもやしてしまうイメージ。
私は傷つきやすく、涙が止まらなくなる悲観タイプ。
ちょうど1年前あたりがPMS症状が本当にしんどくて、生理前は職場のトイレでよく泣いていましたね。職場からの帰り道でも“このまま消えちゃいたいなー”と自暴自棄になりやすかった。
ネットの検索履歴も【生きていくの難しすぎる】とか病みが深くなっていって。
心の病にかかったかな?と思うけど生理がくると徐々に気持ちが落ち着いてくるっていう症状ともう10年くらい付き合っている。
そんな私が今までPMS改善に向けて試してきたことは...
PMS改善に向けて試してきたこと
辛すぎるPMS症状改善に向けて試したことがいくつかご紹介。
①命の母ホワイト
PMSを初めて知ったとき、母からプレゼントしてもらったもの。
②よもぎ温座パット
姉に勧められて試した商品。冬になると下半身がポカポカしてリラックスできる気がして冬をメインに毎年リピートしている。
③低容量ピル
いちばんしんどい時に効果があったのは低容量ピルの「ヤーズ配合錠」。
婦人科で処方してもらうピル。保険が適用されて3,000円ほどかかる。
毎日飲まないといけない&血栓症の恐れがネックだけど、生理前の心の症状が緩和されるだけでなく生理が始まってからも経血の量が減る。
生理になったら毎回バファリンルナを飲まないと仕事に行けないほど、重かった生理痛も明らかに軽くなった。
④リラックスヨガ(溶岩ヨガ)
呼吸を意識して全身を気持ちよく動かすと、心も体もすっきりする。ヨガを始めた頃は好転反応(※毒出しにより一時的に悪い状態が現れること)があり、午前中にレッスンを入れて帰宅するとぐったり倦怠感があった。
そんな私も1年以上ヨガが続いていて、今後も心と体の良い状態のキープのために続けていきたいなと思っている。先日、営業再開になり2カ月ぶりにレッスンに行ってきたところ。
⑤食生活の見直し
毎日コンビニ飯、忙しくてお昼も食べられずに22時を迎える、1食を適当なお菓子で済ます等めちゃくちゃだった私の食生活。
肌荒れしたこともあって、野菜をしっかり摂るために自炊を始め、今ではすっかり自分のためにお弁当を作るように!
お昼に時間がなくても、食欲がなくても、朝早く起きて作ったお弁当が勿体ないので、しっかり3食食べるようになった。
PMS改善の直接的な効果があるのかはわからないけど、自炊をするようになってから自分を大切にできている気がして心地よい。
⑥湯舟に30分以上浸かる
シャワー派だったけど、季節を問わずしっかり浴槽に浸かるようになった。お気に入りの入浴剤を入れてしっかり汗をかくと体や心の疲れがデトックスできる。悲しみやイライラも洗い流せる気がして、いつもお風呂上りはすっきりしている。
振り返ると即効性があるのはやっぱり「低容量ピル」。
しんどくてしんどくて今すぐ助けてほしい、次の生理が来るのが怖いってなったいたら迷わず婦人科で低容量ピルをもらいに行ってほしいと思う。最初は勇気がいるけど、メンタルだけじゃなくて生理前の肌荒れも改善されたかな。
ただ毎月3,000円が飛んでいくし、私の場合「低容量ピル」を使うことでの不正出血も結構あったんだよね。担当が男の先生だったり、バスに乗らないと行けない距離の婦人科だったりして半年くらいで飲むのやめちゃった。
生活習慣の見直し
そろそろピルに頼らないようにしたいな...と思っていた頃、理由あって広くてセキュリティの高い家に引っ越すことに。
引っ越してから、自然とリラックスできる時間を作れるようになった。
自炊や湯舟に浸かる時間を作ってリラックスできたこと。
インスタ(プライベートSNS)を辞めたこと。
が結果的に自分に効果があったんだなと思う。
プライベートSNSを辞めて、人と比べたり無駄に悩む時間が減ったことでストレスも減った。
ストレスを溜めないためにできること
ただ今回の生理前、久しぶりにガッツリPMS症状が現れた。
よくPMS改善方法に「ストレスを溜めない」ってあるけど、仕事をしていると「ストレスを溜めない」ってなかなか難しい...。
人事異動があったり、恋がうまくいかなくても職場では明るく振舞わないといけないし。加えていつ終わるのかわからないコロナ、お給料が減るかもしれないという噂、やっぱりモヤモヤすることが多かったんだろうな。
ということで、ストレスを溜めないために、たまにはどんな自分でも許そうと決めた!!!
ダイエットのために家では飲まないって決めてたけど頑張ったなっていう日はお酒を解禁するようにしてる。
食費も切り詰めて、ダイエットレシピ作って、お菓子食べないようにしてっていうのにも疲れてたんだなーって。たまにはダメな自分を思いっきり甘やかしてあげようかなって。たまにはキラキラ女子修行もお休み。
仕事から帰ってきて、500ml&350mlサイズのお酒を飲んでソファでうとうと寝ちゃう...。
慣れない仕事をたくさん頑張ったんだもん。たまにはこんな日があってもいいかな。
ハードルは低めにメイクを落とさずに朝を迎える以外のことは、なんでも許してあげよう。
「次の生理はもっと楽な気持ちで迎えられますように」と思いながら眠りについた昨夜。